May.3	▲ ▲ PAGE TOP
毎週凄腕のアーチストを迎えてブッチギリトークする Bar Wipe OUT。
May. 2 #005 K Dub Shine & DJ MASTER KEY
K Dub Shine
渋谷で生まれ育つ。10代後半、N.Y.に端を発するHIP HOPカルチャーに出会い、オールド・スクールを始めとしたRAP、HIP HOPにのめり込み、ライムを書き始める。その後、約8年間の渡米生活で交流を広げ、活動の幅を広げていく。1993年帰国後、旧友Zeebra、DJ Oasisと共に"キングギドラ"を結成。独自のメッセージ性が多方面で話題になり活動は活発化する。アメリカの著名アーティストの来日公演でフロント・アクトを努めながら、1995年「空からの力」でレコードデビュー。それまでのジャパニーズRAPの概念を根底から覆し、史上に残る名盤として高い評価を得た。1996年グループとしての活動を一時休止し、ソロ活動に入る。その洗練されたライム、多彩なボキャブラリーを駆使した技術は、詞に特有のリズムを生み、言語の持つインパクトを最大限に表現している。新たなHIP HOP哲学の誕生である。
DJ MASTER KEY
1988年N.Y.へ渡り、翌年からは当時まだ無名だったS.アームストロング、C.ケントらに混ざり、N.Y.黄金期をDJとして過ごす。現在ジャパニーズHIP HOPシーンにおいて、アンダーグラウンドとオーバーグラウンドの壁をブチ破る切り込み隊長ブッダ・ブランドのDJ、プロデューサーとして快進撃中。1998年、初のMIX CD「FAR EAST COASTING」をリリース。また、MISIAやMARIKO IDEのリミックスを手掛けるなど、リミキサーとしてもその手腕を最大限に発揮している。
<--- K Dub Shine *Shine* 「音楽がジャンルやファッションで分けられているから、みんなユニティーをおそれている。うわべだけのリミックスでは、それ以上の精神的な繋がりにはならない。」 *Heavy G* 「流行を追いかけるあまりすぐにカテゴライズしてしまう日本の島国根性、ってヤツだね。」 音楽について語る彼の真剣なまなざしがとても印象に残った。その後．．． *Shine* 「みのるはALLジャンルの客をHIP HOPに持ってきてくれる。そういう意味で間口を広げてくれているし、オレはそれをいつも感謝しているんだ。」 ここで2人は腕を交わした！
DJ MASTER KEY ---> *Minoru* 「最近向こうはどんな感じ？」 *MASTER KEY* 「NYのCLUB事情もだいぶ変化してきた。最近は若いヤツもあまり入れなくなってきている。」 *Yoshiyuki* 「自分自身も何か変わってきたの？」 *MASTER KEY* 「以前はただがむしゃらにやってきただけだが、今は知らないうちにいろんなことが耳に入ってくる。オレはそれがイヤなんで絶対気にしないんだ。」 *Heavy G* 「2人ともベースはやっぱオールド・スクールからきてるわけ？」 *Shine* 「そうだね。RUN-DMCとか．．．。」 *Heavy G* 「そうか、RUN-DMCは既にオールド・スクールなんだ。」 *Minoru* 「日本語でRAPをはじめたのは何故？」 *Shine* 「ヘタな英語でRAPしたって格好悪いだけ。だから試行錯誤しながらゼロから日本語でRAPをはじめたんだ。」 ．．．とにかくトークは盛り上がった。最後に2人から番組のファンへアルバムのプレゼントをしてくれた。Thanks Shine! Thanks MASTER KEY! （プロデューサー1時間番組に延長できませんか？）
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